株を購入する時の指標としてPBRやPERというものが用いられますが、それについての私の考えです。
PBRというのは簡単に言うと一株あたりの資産に対する株価ということなので、株価が上がれば上がるほどPBRの数値は大きくなっていくという仕組みです。一般的に適正なPBRは1〜1.5と言われています。
PBRが高ければ高いほど実際の資本に対して買われすぎている(割高)ということを示し、低いほど実際の資本に対して株価が低すぎる(割安)ということを示しています。
PBRが1を割ると実際の資本より安いということであり、アクティビストの介入や買収を受ける可能性も高まります。そうなると基本的に株価は上がっていきます。企業としてはPBRが低いのは良くないので自社株買いなどを実施する可能性も大きくなります。
一方でPBRが高い企業は勢いがある企業に見られる印象です。そう考えるとどちらにも良さはあると思います。ただ感覚としてはPBRが高いつまり割高な株は一回落ち始めたら止まらない印象があります。安定させたいのであればPBR2以下くらいがいいのかな?と思います。
次にPERですがこれは一株あたりの利益に対する株価ということなので、この数値が高いほど実際稼いでいる額よりも株価が高いということになります。
これも新興市場の株などは期待が含まれているために高い印象です。この数値は自分としては極端に高い低いということがなければあまり意識していません。まずは売上や営業利益、経常利益などを見たほうが良いのではないかな?と思います。
そしてどれだけ効率的に稼げているのかを知る指標がROEとROAです。
ROEというのは最近注目されている指標で自己資本に対してどれだけ稼げているかというものです。この指標は%で表されますが大体8%くらいあると良いと言われています。ただ高ければ高いほど良いということはありません。企業の財政は自己資本と負債によって賄われています。
例えば同じ利益1000円だとしても、
1.負債8 自己資本2 2. 負債5 自己資本5
この2つの会社があった場合、ROEは自己資本に対する利益ですから1の会社の方が高くなってしまうわけです。なので極端に高いというような会社は次に紹介するROAなども見ておいた方がいいでしょう。
そのROAというのは総資産に対する利益ということであり、この%が高いほど効率的に企業が運営されているということです。大体6%あると良いと言われます。この数値とROEの数値がかけ離れている場合は注意が必要です。
一応ですが、ROAが低い時には決算書などを見てみると理由がわかります。
一つ目の可能性としては純粋に売上が伸びていないということです。
二つ目は売上は上がっているが売上原価や販管費などの費用がかかりすぎているという場合です。
今期一時的に極端に下がってしまったという場合なども考えられるため、あまり心配しなくても良い時もあります。
どれもそれ一つで決めるのは危険で判断材料にしてもらえればと思います。
