投資する時に会社のことで売上や純利益などの成績、投資する先の財政状態は常に見ておく必要があると私は思います。売上や純利益などは今後どれだけ伸びていくのかということや、今の会社の調子を見れるものです。一方で財政状態はどれだけその会社が安定しているかということです。会社が安定していれば一時的に売上や利益が下がっても、大丈夫ということです。
今の情勢では先が見通しづらく、安定性を重視すべきという観点から会社がどれだけ安定しているかを見分ける方法を紹介します。
これを見分ける時には貸借対照表という表を見ます。この表は簿記の知識が無くても簡単に見れます。
貸借対照表には大きく分けて、左側に流動資産、固定資産があり右側に流動負債、固定負債、純資産があります。これはどの企業のホームページにも載っています。
ここから上記の項目だけで判別するいくつかの方法を紹介します。
1.自己資本比率
これは簡単で、全ての負債と純資産を足した内の何%が純資産で構成されているかということです。
つまり、流動負債が1、固定負債が4、純資産が5だった場合は1+4+5=10の内の5なので50%ということになります。
50%くらいはあったほうがいいのかな?と思います。ですが銀行など業種によっては低いのが当たり前だったりもするのでそこは気をつけて下さい。
2.流動資産と流動負債
流動資産とは即座に動かせる資産ということです。流動負債は単純にいうと一年以内に返す負債ということです。仮に流動負債が流動資産よりも大きい場合これは危ないです。
なぜかというと、一年以内に返す必要のある負債がすぐに動かせる資産を超えているとなると、新たな資金調達が必要となってくるからです。
3.固定資産と純資産、固定負債の関係
固定資産というのは土地や建物などのことです。固定資産の家賃などの費用は当然払う必要があります。なので固定資産の額より純資産の方が大きい方が理想的です。これは純資産だけで全ての固定資産を管理できるということだからです。
ですが固定資産は大きいので純資産だけで賄う必要はありません。そうした時には固定負債で賄います。要するに、住宅を購入した時に住宅ローンを借りて支払うというのと同じです。
危ないのは固定資産の額が純資産と固定負債を足した額よりも大きくなるというものです。
これは固定資産を流動負債で賄っているということになります。要するに住宅を購入して短期で借りたお金で払うのと同じことです。こうなっていると安定性はないのかなと思います。
これも例外があって、海運系や陸運系は必然的に固定資産が大きくなるためそこの心配はありません。
以上が企業の財政状態を確認する方法です。
簡単にできるので、投資しようと思った時はその前に少し見てみてください。
